2012年1月28日土曜日

ホストファミリー その1

「娘がいずれ海外留学に行く・・・」まだ決まってないのだが、我が家
ではそんな漠然とした目標の空気が漂っていたように思う。
そんな折り僕の友人から一通の電子メールが届いた。

「今ホストファミリーを募集しているのですが、やってもらえませんか?」

「ホストファミリー」言葉ではもちろん知っているのだが、いったい何を
するためのものなのか、どうやってその役割を果たしたらよいのか、、、
詳しく確認するために電話をしてみた。

どうも、、

総務省の事業で中国と韓国から一人ずつ若い学生を一日だけ受け入れて
(宿泊させて)「日本の家庭とはこんなものだよ」と知ってもらうための
ものらしく、そのために彼らを受け入れてくれる日本の家族を捜している
のだけれどなかなか見つからない。

と言うことらしい。

「英語しゃべられへんねんけど大丈夫やろか??」

僕は一番の不安点を聞いてみた。すると

「向こうもネイティブじゃないんで大丈夫よ!」

後からよーく考えたら「んんっ?」という答えであったがその時は何故
かその答えで「なるほど!」と思い、一気に「受け入れてみるか」に変
わったのであった。とんだおっちょこちょいであるが、今の人生を振り
返るとおっちょこちょいで有ったがために起こったいろんな出来事を逆
に楽しみとしている自分を見つけることができるのです。

そして受け入れる側の条件もいろいろ有るみたいだったけれど、どうも
それは我が家はクリアしているようでした。じゃあ受け入れるためにど
うやって話を進めて行くか?だなぁ、、、

そこでまずは僕一人で考えてみた。

部屋は子供達が嫁さんの部屋で寝ることによってまるまる一部屋空ける
ことが出来るし、ちょうど部屋には2段ベッドがあるので、二人はそこで
寝てもらうことが出来る。しかし問題は嫁さんだなぁ、、見知らぬ二人の
しかも外人をたった一日といえども家に宿泊させる、というのは都会に住
む日本人にとっては「考えられない」ことである。
もちろんお客様用の部屋も無ければ、布団も無い、普段からさほど綺麗に
しているワケじゃないその家へ他人を宿泊させるためには相当の努力をし
なければならない。

何故にそんな努力をする必要があるのか???

普通の人ならそう考えるだろうな、、、と思った。
実際電話をかけてきた友人に聞いてみると旦那さんからはOKをもらって
も奥さんにお伺いを立てた段階でNGとなるケースがほとんどらしい。
そりゃ家の掃除や訪問時の料理などは奥さんの「腕」にかかっているわけ
であり、奥さんの了解無く(意向を汲まずして)ホストファミリーになれ
るワケがないのであった。

さてどう言い出そう、、、いろいろと迷ったが我が家は他の家族と同様に
「旦那大賛成、しかし嫁さんの腰重し」の家庭であることは容易に想像出
来る。。。しかし僕には切り札があった。
それは
「娘が海外留学に行くんだもの!」
というコト。

この作戦は成功した。というよりこの作戦無くては成功しなかった、と言
い直しても良いかもしれない。。。

しかし条件が付いた。
1.部屋の掃除はアナタがしてね、、
2.彼女たちの送り迎えはアナタがしてね

1は良いとしても2の送り迎えは想像ができない、、、
英語がしゃべれない僕がどうやって彼女たちとコミュニケーションを取れ
ばいいのか、、ボディランゲージ?そんなものずっとそれじゃ無理だしね。
今から勉強?一ヶ月やそこらで何するものぞ。

その時はいろいろ考えたが、考えても無駄なことを悟った。

なぜなら「質問文ってどう作るんだったっけ??」という状態。
とりあえず買ったのはこの本です。

「相手にどんどん質問する英会話」

しかし所詮は付け焼き刃、臨機応変に会話ができるのなんてあり得な
い話で、つまるところ「なるようにしかならん、、、」とあきらめた。

そう思って受け入れの日を迎えたのであった。


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